―プルートの部屋―>>-616
いやあ痛み入ります。
暫くはこんな調子が続くと思いますので、体液キープ宜しくお願いします。
[何かの雫が落ちた音は聞こえたが、別段気にせず小瓶を受け取る。
まだ短い付き合いだが、今の「プルート」は立派に我々の仲間を務めていると信頼を抱く程度には、彼のことを認めるようになった。
それは彼の言動からも明らかで。]
同感です。マスターが落ちこんでしまっていないかが気掛かりですよ。
一応、気に入っていたみたいですから。
[うんうんと頷くと、言われるままにドリンクを煽る。
吐かれた毒も相俟って、なかなか悪くない味だ。
たまには口移しで飲ませてくれてもいいんですが、とも思うけれど、これはこれで便利である。ぷは、と口を離すと、上機嫌で瓶を返却した。*]
ふふ。この短期間で随分と魔らしくなったじゃないですか。
その調子で出世街道に乗ってくれませんかねえ。そうすれば僕も楽ができる。
(-634) tomming 2018/03/08(Thu) 00時半頃