[乱れる呼吸が落ち着くのを待ち身体を起こす。
来ていたシャツを脱ぎ、彼の身体を拭った。手桶に水を汲み身体を清めてやりたいが、気を失った彼を放って行くのが心苦しく。目覚めるまで出来る事をした。]
これは……あはは
[はだけたシャツと、下だけ取り払われた姿、そのままぐったりとしている彼の姿が扇情的で。身体を拭いながら、結合の後に指先でそっと触れた。
彼は驚き、目を覚ましただろうか。悪態をつかれたかもしれない。]
ん、ごめん、
やらしいなあと思って……
[腰骨に手をそえ、もう一度彼におおいかぶさると、その唇にキスを。むき出しの彼のものに膝先が触れる様にして。
もう止めてくれと、時間が無いのにと怒られたかもしれない。
笑いながら身繕いをし、手桶に水を汲みに行く事にした。自分の汚れは上着を変えれば誰にも解らない程度、彼を動かすのは可哀想に思え。*]
(-529) suikei 2014/07/03(Thu) 02時頃