【独】 保安技師 ナユタ

>>-488

　うん……。

[おしえてほしい、には小さく、頷き、ヤンファに口付ける。もう、触れるだけのものじゃない。

　きっと兄妹ではしない、とされている行為。
　いつのまにか、冷静な顔は、冷静を保とうとしている顔になっていて、
　そして、口付けに自分も目を閉じて浸る。

　ぷはっと唇を離した時見えた妹の顔はとても弱くみえた。いや、弱く、としか表現ができずにいる。]

　しがみついて…？

[ヤンファの上半身を抱き寄せて、腰を浮かせる。さっき舐めた場所に指を忍ばせた。
　最初は一本、高く声のあがるところと深みを撫でるように。濡れていた場所からはまたじゅんっと液体が溢れた。それを滑らせて…。水音は次第に大きくなって。
　指を増やして、そこをくぱぁと開かせる。きついので少し無理やり。痛がれば頭を撫でた。でも、懇願されてももうやめないスイッチが入っていて…。

　やがて、指は三本入り込み、ぐちゃぐちゃと掻き回していた。
　きっと、何かリミッターは外れている。]

(-490) nostal-GB 2011/08/02(Tue) 07時半頃