251 洋墨と躍れ、心の随に


【秘】 姉妹 ロイエ → 蝋燭職人 フェルゼ



[ ほころんだかんばせを眺め
  燐寸に浮かぶ幻覚に、灼けつく痛みの熱に
  蕩けたように細めた黒水晶を向けた。
  其の儘、記された文字をなぞるようにして、
  冬の冴え冴えとした月を思わせる白い髪糸を
  撫でようと、指先を伸ばして────── ]

 

(-481) ヒバチ 2018/10/26(Fri) 20時半頃

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