人狼議事

178 忘却の花園


【独】 浪人 慶三郎

 ─ 別の時代の別の世界に開いた扉 ─

[その日はひどく寒い日だった。
それでも火鉢に炭入れをしないのは、駆けてくるあの子に任せる為だ。

手習い所を開いている者としてそれはどうかと思うのだが、それでもあの子に甘くなってしまう。
何故だか判らないが、あの子の笑顔には弱いのだ。
笑ってくれる顔は、彼女が幸せだと言ってくれているみたいだから。

胸の奥、覚えている何かがそんなふうに、「渋面ばかりの先生」と呼ばれた男を少し甘くさせていた。
もっともそれは、待つ為に開けていた扉を抜けてくる彼女に言うことはないのだけど>>-352。]

(-378) hisetu 2015/12/19(Sat) 23時頃

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