沙羅がそういうなら、相当だろうなぁ。[こちらからすれば、沙羅やその他の呼びこまれた妖だけで、十分に不可思議な存在であったから。 そうして魚を食したり、一口だけ沙羅へ分け与えたり>>-241しつつ] うん……いや、こちらこそありがとう。[先のことを問われての答えは、自分のわがままに近いものと思っていたが、沙羅から返るのは礼の言葉と安堵のいろ>>-242。 そのことにこちらからも礼を返しつつ、彼女の望むことを聞いた] 番……ああ、そういうことなのか。[いつか鬼に問われた時は否定したことだったが、紆余曲折を経てそこに納まることとなるようだった。 そうなることに否やはないが、言葉切る兎に、こちらも彼女を見詰め返して]
(-282) suzukake 2020/06/12(Fri) 01時頃