251 洋墨と躍れ、心の随に


【秘】 姉妹 ロイエ → 蝋燭職人 フェルゼ



      [ ───けれど反面、
        芽生え覚えさせられた “ 我意 ” を
        書記官としての破綻、或は破滅を
        齎したのは彼の紡ぐ言葉だった。 ]


   [ 隠した月の裏が暴かれた瞬間に
     氷の瞳にすら凍らせられない
     制御の出来ない無色を零しながら ]


[ 湧き立つ■ごと自分を葬ろうと、
  彼を失いたくない誰かの
  意に沿った筈の世界を奪われ
  …絶望まで、殺されてしまった。 ]

 

(-56) 2018/10/22(Mon) 14時半頃

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