人狼議事

231 自由帳の中で、僕たちは。


【独】 地下軌道 エフ

―冬の幻―

[光に透けるような薄い色の長い髪をゆるく束ねて
校庭にある花壇を世話する姿があった。
おれは新任教師で、理科室の窓からよくその姿を眺めていた。
初めて見た時は風景の一部でしかなく、大多数の覚えきれない生徒の一人だったが
毎日毎日同じ時間にそこにいるものだから。
こんな風に寒い日も、息を白く曇らせながら花の世話をしているものだから。]


 「熱心だな。」


[そう声をかけたのが始まりだった。]

(-38) 2017/12/20(Wed) 21時半頃

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