[優しく身体を包んでくれるその腕に、安心する。ずっと欲しかった温もり、想い描いていたこと。
少しだけ、震えてしまったがそれよりもただ幸せで。
ゆっくりと、6秒くらいかけてやっと彼の身体に自分の腕を回した。
温かい。ああ、これは夢で無いのだと。幸せで、幸せで。無意識に一筋の涙を溢した。]
私もあんな事急に言ってしまって。
いつまでも、待つつもりでした。でも、待つつもりやったのに、こわて、どうしようって。……凄いうれしい。
うちも好き。吾郎さんのこと大好き、です。
あいしています。
[緩く幸せそうに笑って。幸せだ。この上なく。
近づいてきた唇にどうしようかと一瞬迷ったがすぐに目を閉じ。
触れる温もり、触れているだけなのにこんなに気持ちいいだなんて。
彼の首へ手を伸ばす。届いたかどうか定かではないが。
唇が離れると恥ずかしそうに、幸せに。笑あったか。]
(-10) かの 2014/04/20(Sun) 09時半頃