―― 茶茶/雪降る中 ――
[訪れた友人は、怪我はもう良いのだろうか。>>1064
大丈夫か、と問うても問題ない、だけ返ってくるのだろうが。]
……お前、あの抹茶で何を作ったか……いや……
[さらに「色のつく食べられる粉」という酷い要求をされた。
何を作る気なんだという恐怖半分好奇心半分、うっかり棚の奥にしまってあった粉を出してきてしまうのは、好奇心と言う猫をも殺すものにやられたせいだ。
みんなすまない。]
梔子の粉だ。味は――まあしない。色は青。
俺は使わないからこっちはただでやるよ。
試作品出来たら見せてくれ。
[食べさせてくれ、にはならないのがポイントである。
今度も叫び声が聞こえてきそうなものが出来上がるのだろうか、と思いながら新たなる伝説の幕開けをちょっとだけ支援してしまったかもしれない。*]
(1070) 2014/01/25(Sat) 01時半頃