[黒板の端に新たに文章を書き記した後辰美幸俊は再び大型犬の如く教室の端の席に向かうと飴玉を配っている福住が「はちみつは好きかー?」と問うに合わせ遠慮なく片手をあげてこういう。>>1048] おー。 ありがとーふくずみサマ[実際、ここに来るまでに消費したカロリーはきっと相当なものがあるだろう。>>1047他に誰かとしゃべることもあったかもしれないがいつかの校舎裏の時のように投げられた飴を受け取り、ごうごうと雪が降りしきる窓の外へ、辰美はひとまず視線を移した。]**
(1066) 2020/06/13(Sat) 02時頃