[ひやりとした感触が頬の皮膚を伝う感覚に、頬を引いた。そういえば、彼の右手は触れたものを金属にしてしまうのだったか。自分の頬を撫でて確認するが、そこはただ冷たいだけで、柔らかな皮膚の感触は失ってはいなかった。] 君は、生きている。 たとえどんな姿になっても、必要なら俺がそれを肯定してやる。[それが彼の救いとなるかは知らない。それを彼が求めるかも知らない。ただ、自分がそうしたいと思った。それだけ。]
(1010) 2012/04/10(Tue) 15時頃
sol・la
ななころび
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