[ ちいさな、やさしい声がまだ耳に残ってる。>>758 それはエレノアの答えとは違うもの。 あの子はいつか来るおわかれのために しっかりしなくちゃダメよと私を叱った。 だから私はその言葉をピッパのものと 正しく認識していた筈だ。 それでも、私はとても嬉しかったんだ。 せんせいはひとりじゃないよって 言ってもらえた気がして。 こんな時、言葉には力があると 心の底から思うことができる。 言霊を操る獣なのだから、本当は常に 信じていなくてはいけないのだけれども。]
(780) 2016/10/09(Sun) 19時頃