【2日目朝】(医療棟 1階 港に続く道→医療棟)
(>>667>>@22の続き)
[ロビン医師と一緒に医療棟に向かう途中、嫌な雰囲気のまま歩いていく。中途半端に返された彼の返答は納得のいくものではなく…。しかし、半分脅迫のような言い回しに、口答えできるほどキャサリンは強くなかった。
道々ロビンに症状を尋ねられ、目と耳が機能しなくなったことを伝えた。それは、一時的なものだと諭されたが、その尋ね方は医師の問診のそれではなく、実験対象への興味のようなものであった。
医務室に着くと、一応の診察を受け、簡単な飲み薬だけ処方され、少し休むといい、と言われ、医務室を出た。なにせすでに医務室も満杯の状態で、次々と診察をしていくロビンに質問を受け付ける余裕が−というより、質問を受け付ける雰囲気はさらさら−なかったためである]
(ちっちゃくなったことは言わなかったけど、いいわよね…)
[本当はそちらの方が聞きたかったらしいロビンには、あの不思議な体験>>589>>597>>604については、話をしなかった。言っても信じてはくれないと思ったのと、「言ってはならない」という直感とが理由であった]
(752) 2010/09/18(Sat) 11時半頃