[とはいえ、ドナルド>>688が突然びっくりしたような声をあげてこちらに目をやると、カップから目を離して順繰りに他の面々を見た。
それからラルフ>>696の見せてきたメモ帳の文字をざっと読むと、]
なんか、面白そうだけど。
暗いところだと、とても、紛らわしいことに、なりそう。
[述べる意見は率直な感想。
自分が欲しいと思う能力でないとはいえ]
これ、くれるんだ、……、あれ?
[フィリップ>>707に応えようとした時、机に置かれたカップの一つが、かたかた、と震えているのに気付いた。
そう、一つだけ。彼女が右手で持っていたカップだけが。
――次の瞬間、震えていたカップはひとりでに飛び跳ねて、床に落ちた。
同時に彼女の手の中にあったかぼちゃの馬車のカップも、彼女の手をすり抜けるようにして床へとダイブした]
……、あっ!
[二つのカップは器用に床に着地し、数回飛び跳ねた後おとなしくなった]
(714) 2011/06/18(Sat) 00時頃