[話しかけた相手と、そのパートナーの顔をまじまじ見て、慌てて、肩乗りインコをそちらに向け、陰に顔を隠そうとした。なんせ元飼い主の大家と鳥飼以外のニンゲンとは、まともに交流もしたことがないものだから。] ……アハハ、 ア、アリガトウゴザイマシター…。[もしかしたら何か返事があったかもしれないが、あまり長居はせず、そそくさとその場を去ろうとしただろう。にこにこと精一杯の笑みを浮かべながら、足はジリジリ、ミタマ電機方面へと向かっていったのだった。]
(708) 2016/06/07(Tue) 02時頃