―― 食堂 ――[ かちゃりと開いた扉。わずかに空いた隙間から頭を入れて誰がいるのかなって、中をきょろきょろ。いつもなら誰かしらの姿がある食堂ご飯の支度をするヘクター先生や洗い物をするメルヤ先生。居眠りするホレーショー先生にそれを見ているヴェスパタイン先生そしてニコラス先生は誰かしらの絵を描いて。なんてことのない日常の欠片今私が思い浮かべた風景さえ本当にあったものなのか、いつのものなのかもわからない。それくらい、皆の姿があるのが当たり前だったけど。]
(706) 2016/10/12(Wed) 13時半頃