199 獣[せんせい]と少女 2


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ それからは、私の(私たちの)
 お気に入りの喫茶店でくつろいで。
 あまり長居すると名残惜しくなるからと。
 そう思っていたのに、
 結局ここを後にしたのは夕暮れ時。

 ぽつりぽつりと灯り出すランタンの炎。
 赤く燃える炎は誰も傷つけることはない。

 …誰にも触れること叶わなかった獣は、
 誰かの温もりに触れることが出来たのだろうか。]*

(666) 天然たらし 2016/10/23(Sun) 17時半頃

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