[扉が開くと同時に、大音声が響き渡る。激しい絶頂に唇が歪んだ。
もしリツが激しく飛ぶ白濁に濡れても、ただ微笑むだけだ]
こんばんは。早かったですねえ。
[>>585怒号にも、この場に見合わぬのんびりとした声を返す。
駆け寄られようが攻撃されようが、部屋の中央辺りで不可視の壁が邪魔をする]
安心して下さい。彼は無事ですよ。
少し元気が無いだけですから、充分な睡眠を取れば問題ないでしょう。
[微笑んで告げる。項垂れた彼の首筋の紋様は、充分見て取れるだろう]
[亀吉の姿を認めれば、お久しぶりですと穏やかに手を振った。
>>255以前はさっさと撤退してしまったものだから、彼と対峙するのは初めてだった。
動く際は用意周到に。逃げる際は逃げることしかせず、備えもなしに真正面から戦うことはしない。
名は組織に知られているだろうが、彼があの時実際に捉えられたのは、後ろ姿だけだろう]
(596) 2016/06/07(Tue) 01時頃