人狼議事

270 「  」に至る病


【人】 公証人 セイルズ


  ………………、
 
[外は冷たい雨が降っている。
布団をかぶった娘を、
いつもと同じように撫でてやろうとして
少しも動けない己自身を、セイルズはあざ笑った。

首を横に振る。]

 僕の書斎に入ったんだね。

[それは問いかけではなかった。
確信めいた呟きだった。

舌先が己の犬歯をなぞる。
不味い家畜の血で何年も永らえてきた吸血鬼の本能が
ぐるぐるととぐろを巻いている。
――――それを、セイルズは認められなかった。]

(588) 2019/10/07(Mon) 21時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび