[小鳥は死んでしまったけれどまだ、シルクの心の中では生きているのではないかと私は思う。デメテルのおはなしの中に小鳥が生きていたように。糸の染色を教わりにきていたシルクが何を作っていたかは具体的には私は知らないけれどそれが誰かのためのもの、ならば、距離が離れてしまっても、シルクの作った何かを通して繋がっていくのだろうと。糸のように細く繋がる縁だけではなくシルクの思い出と共にそれは、託された誰かの中にシルクがずっと居続けることになるのではないだろうか。獣は少女を食べ、糧とする。それは私にとって、当たり前のこと。それを寂しいと思ったことは――……私の右手が小さく痛んだ。小さく頭を振ると、私は左手でシルクの頭をただ、黙って撫でた。*]
(578) 2016/10/11(Tue) 21時頃
sol・la
ななころび
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