[その姿は先刻会った2人だったからこそ。
先生の覚えたような違和や疑念も、邪推もなく。>>516]
(…嗚呼、 三留さんと林口さん、)
[随分と早い移動だなあ、と呑気に思ったりした、
(抱かれていたらしい誤解ってのは、>>467
全く知らないが、知らなくて良かったんだろう。
…知ったとしても困惑を覚えるだけだが。)
その合間にも、奥へ行く2人を見遣って声をかけようかと思ったりもした矢先、口にされた言葉に、「見間違いでなけりゃあそうだろう、」と敬語を外した言葉を口にして、振り返った先生の視線に気が付いた。]
嗚呼、此れは… 私の不注意で。
只、さしたる深いものでもないですから。
追う邪魔には、ならないかと。
[敬語と、そうでないのの入り混じった奇妙な言葉遣いにもなりながら、潜められた眉と控えめな言葉に返す。]
(578) 2017/06/19(Mon) 03時半頃