[ 蜜柑の皮は捨てずに、今日のお風呂にいれようかな。
肥料にも良いし、ジャムにもなるし、靴や床磨きも出来て
万能なんだよって教えてくれたのはヴェラせんせいだっけ。
そんなことを考えていたら、声が聞こえて来た。>>504
オズウェルの手を借りて立ち上がると、ふわりと笑って。 ]
わたしもあなたと話せると楽しいし、嬉しいの。
あなたにはこれをあげる。オレンジがお花みたいでしょう?
きっと、クラリッサちゃんを守ってくれるわ。
[ はしゃぐ彼女に、孔雀石のお守りを手渡した。>>474
わたしが着けても良いけど、その役目はヴェラせんせいに
譲った方がいいかな、って彼の方をちらりと見上げて。
代わりにぎゅう、とまだまだ小さい彼女の体を抱き締める。
大人しいけど、しっかりしていて皆を笑顔にしてくれる。
そんな優しい彼女との別れを惜しむように、強く、優しく。 ]
(520) 2015/10/13(Tue) 21時半頃