[それから、兄さんに出される指示>>417>>418を、
あわあわとしつつもこなしていく。
ついでに、扉の前で固まっているヒューをみつければ、
開けるついでに、幸運の妖精に会えますように、なんて囁いて
グッドラックとひき肉まみれの片腕を掲げてみせたか。]
米!それは素敵なアイデアですね!
えっ 兄さんまだ食べたことないの?
変なところで食わず嫌いなんだから…
[米の話題にはそう食いついた。兄への呆れもついでにセット。
おにぎりが出ると知れば頂きまーす、なんて上機嫌に御礼を。
自分のこねた肉塊が、じゅうじゅうと熱されていく。
料理なんて自分と同じくらいだったはずなのに、テキパキこなす
彼の姿が、かっこよくもあり、悔しくもあり。
それでもこうして二人で料理を作っていると、
昔のことを思い出して、それだけでなんだかわくわくした。**]
(513) 2015/11/22(Sun) 23時頃