[子供に懐かれることも多い自分にとっては、子供の扱いはお手の物。
「すごいね!」「強そうだね!」「一撃必殺技?それは誰も止められないよ」
こっそりと技を見せられれば>>478、中二病の彼を褒めて、褒めて、褒めて、褒めてみた。
褒めれば、小さな子供は皆喜ぶものだから。もはや彼の扱いは18歳ではなく、小さな子供。
時には拍手なんて贈ってみたりもした。無料のものについてはどこまでも惜しみなく与える。言葉然り、拍手然り。
それが相手を調子付かせたかどうかは分からない。そして、彼の親や塾講師の苦労など知る由も無い。
もしかしたら、あの夏の日以降、彼の中二病の促進の一端どころか大きな原因を担っているのかもしれない。
大きな声で突拍子も無い口上を述べる彼を常々横目で見てきた。
ミナカタだけではなく、友だちを選べと周囲に何度と無く言われたこともある。
それでも友だちをやめないのは、ここが一番重要なところだが、時折食べ物を奢ってくれるからに他ならない。]
(491) 2013/12/07(Sat) 21時半頃