[言っても分からない。その言葉を聞いて、自分とは相容れない相手だと。ぼんやりと思う。
それで構わない。自分の悲しみも、否定も、想いも、誰も知る必要がない。
僕は私だけが理解してくれればそれでいいのだから。
そんな風に思いながらトニーの言葉に>>478少しだけ微笑んだ。]
トニーは優しい子だね。
世界は悪いものじゃないわよ。
どうせ私には壊すだけの力なんてないもの。
ここで行われてるような魔法?っていうのかしら?
そう言ったものも使えるわけじゃない。
人間の裏側って、汚いものが多いのよ。でも…
[そう続けて、彼の頭を優しく撫でる。]
例え出来る力があったとしても、自分勝手にそんな事をするのは良くないわ。
あなたのようにこの世界を愛している人もいる。
どんなに辛くても一生懸命生きている人もいるもの。
そんなことを全部無視してしまうのはね、自分勝手というの。
(488) 2013/05/27(Mon) 00時頃