[おかえりをいう時を待って、私は少女の手を握っていた。指先の感覚がないのは、少女の手から温かさが失われていくように感じるのはきっと気のせいだと自分に言い聞かせて。どれほどそうしていただろう。いつもなら、お腹が空いたと鳴き始める時間になってもタマは横たわるピッパの顔の傍に寄り添ったまま。私は、震える手で少女の胸元の釦を外した。"ここまでだと思う。"少女が言ったその位置に、咲いた哀しいほどに美しい一輪の花の上に、温かい雫が落ちた。*]
(462) dix73 2016/10/22(Sat) 22時頃
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ 人狼議事lobby 人狼議事morphe 人狼議事cafe 人狼議事perjury 人狼議事xebec 人狼議事crazy 人狼議事ciel SoyBean Sangria @hello_giji @7korobi