― →中庭 ― ……本当に、スタッフが誰もいないな…… や、けど放送をかけた人一人……は流石に……[僕は一階をくまなく見て回っても スタッフに会えなかったことに首を傾げて。 施設内に作られた中庭で歩を止める。 午後の日差しは柔らかで、 低木のよっかかりながらノートを開く。] ………――[自分の体験は希少なものだから それを記す……その為には 関係者の話は出来るだけ、ききたいのに。 僕は嘆息一つ……このままスタッフに会えないなら 自分の番の時には会えるはずだろうから そのときだろうか……?と考えた]
(438) 2010/09/16(Thu) 02時頃