「いるように見せかけている」可能性もあるけどね
アレか、――粉いっぱいのオーブンでも投げたんじゃないかね
[チャールズが仕掛けた爆薬ならば、と。冗句を言った心算だが、通じていたかはあやしい所。
「花火」を賞賛する様子に気づけば刹那、ぴくりと片眉を跳ね上げて]
…城内でのバーベキューも、野外でのスモークも
私はとても、嫌いだ
「反逆者」に関しては同感だね
[そして、組織に関しての感想もまた同じ。自分たちは部隊長に、ではなく、ひいては国に統制されているのだ。
納得の色合いを示して別れの意を伝うも、振り向きざまの言葉に数拍、眸を瞬かせた]
――ああ、これか…
ありがとう、シュウルゥ
[貰っても、生憎自分で結える自信は無かったが。
ちょい、と首を傾け、崩れぬように三つに編まれた髪に触れてその感触を愉しみ、
――愉しんでいる間に、彼の姿は*消えていた*]
(434) 2014/01/31(Fri) 04時頃