[そうして取り敢えずは空いている席を探していれば、掛かった声>>418に其方を向く。
ここからではよく見えないが、二人並んで何か料理をしている姿は何だか少しだけ――羨ましい光景。
一時期は自炊もしたものだったが、飽きてからというものはさっぱりだったから。
食えるものは作れるとは言え、それが美味しいかと言われれば疑問に思うようなそんな腕前で料理を作るよりは、誰かが作ってくれたものを頂いた方が賢明かもしれない。
――ふと、隣にいる彼は。
料理なんてするのだろうか……するのならば、食べてみたいと。
そんな欲がまた首を出したものの、口にする勇気はなく。]
ハンバーグか、いいな。
あぁ、ありがとう。……頂こうか?
あぁ、でも米は……、流石に無いよなぁ。
[そうして、隣に居る彼に視線を向けてそっと問いかけてみせながら。
ハンバーグがあるのなら米が食いたいと思いはするものの、流石に此処に米は無いか、と少しだけ肩を落とした。]**
(431) 2015/11/22(Sun) 14時頃