― 食堂 ―
[ハワードから貰ったバンドといつものタブレット菓子をコートのポケットに入れて、他に何か必要ならばそれを持ち。
彼と共に食堂へと向かったのなら、ふわりと漂うのは自分の苦手なクラムチャウダーの香り>>316。
夕食時だからだろうか、あたりを見回せばちらほらと人の姿も見えた。]
……思ったよりゆっくりしていたのか。
そうだな、……あー……えぇと。
[すでに食事を終えたらしい人たち>>376やら、部屋で食べるつもりなのだろう、料理を持って食堂を出て行く人物>>415をぼんやり眺めつつ、彼と同じく見えた料理中らしい先客>>417には軽く会釈を向けて。
けれど続いた彼の問い>>396には、言い辛そうに少し言葉を濁した。
実は、クラムチャウダーは大の苦手。
けれど食事の風景からして、そのクラムチャウダーはこの中の誰かが作ったものなのだろうと推測出来たから。
作った当人が居るかもしれない中で、流石に苦手だと大きな声で言う気にはなれずに。
……だから結構は。]
(430) 2015/11/22(Sun) 14時頃