[愛しい人《キリィ》の頭上にいる梟がぱさり、と翼を動かす。視線をゆるりとそちらへと向ければ、訴え掛けるような丸い瞳がこちらを見つめていた。] そうね、護ればいいだけの事――今は。 ねえ、キリィ気づいてる? 今この街《ミルキーウェイ》に沢山変な人達がいるって。 ほら、あそこにもとても強い”光”を感じるわ。[あそこにも、とこちらを視ている二人>>375>>392を視線で指し示す。視線の先にいた大きい方の男は僅かばかりの怯えが見えるようで。くすり、と小さく笑った。]
(417) 2013/05/22(Wed) 23時半頃