[ごつりと頭に打ち付けられる拳に、目の前に星が散る。>>408]
っった!!何だ、久しぶりに寝られるかと思ったのに。
[そうぶつくさ文句を零しながらも、それ以上は特に何も言わず、肩を竦めてみせる。続く忠告と助言には耳を傾けて、はーい、と素直な返事を。
此処に来た当初、気まぐれに教えてくれた時の事を少し思い出して、軽く笑ってしまう。手伝えと言いながらドナルドに手を掛けない所も、また……。が、文句を言える立場ではなく、何とかドナルドの腕を自分の肩に回し、担ぎ上げる。]
本当、体格のいい奴ムカつく……!
[栄養状態故か、それとも遺伝のせいか、そこの先輩や今担いでいる男程の体格を得られなかったことが少し悔しい。
そのままよろよろと食堂に向かおうとして、オスカー、という名に顔を上げる。>>409]
伝言?
[そのままひそりと落とされた言葉に耳をそばだてる。]
(416) 2014/02/02(Sun) 03時半頃