──なぁ、先生。 この先はどう考えても、俺の家だが──……[スティーブンが目指していたのは、正確にはマーゴの家なのだが、当然男はそれを知らず、ただ首を傾げて彼の背についていく。 やがて。 己の家の前で泣くマーゴの姿を視界に捉えたら、きつく手のひらを握るスティーブンを追い越し、そうして彼女の元へと駆けていく]
(416) 2015/05/14(Thu) 20時半頃