[端末に向けられていた顔が、一応は此方に向いたから良いとして。けれどその後続いた言葉に、きゅうと目を丸くする。…なにそれ。ちょっとよく分からないんですけど。
あんまりにもあんまりな第一声>>398に、ぐ、と。言葉に詰まって。もう言及するのも面倒になって一つ、ため息を吐いた。
……けれど彼の視線が自分ではない誰か>>@6に向けば、ぎゅっと眉を寄せる。
何だよ、此方見てくれるんじゃないの。そう思ったけど、全然知らない人に今の格好を見られるのも嫌なので。いつもなら親しげに挨拶したりするのかもしれないけど、そのまま棒立ちで背中を向ける。それにお話を邪魔されて、ちょっと怒ってるし。
シーシャが投げる紙箱を、視線だけで追って。向こうの誰かに投げかける言葉を、聞くとはなしに聞いて。また一つ、ため息を。何だかこの少しの時間で、随分忍耐がついた気がする]
(409) 2014/08/02(Sat) 02時頃