[>>287ピチャピチャと、抑え気味の水音を響かせて。口元に寄せた少年の手首から溢れいでる赤い蜜を舐め取り続ける内に――…苦痛のみだったフィリップの聲に、明らかな嬌声が混じり始める。地面に伏せる猫のような体勢のまま、フィリップの体躯が何度も跳ねて。くねるその腰を、両腕で押さえつけた。暴れれば暴れるほど、逆に互いの結合部が擦り合わされる――先程までのそんな前戯をとは打って変わって。ガシリと鷲掴みに固定するその手は、刑の執行を告げるギロチン台の如き無情さを醸し出し]
(402) 2014/02/04(Tue) 03時半頃