― 白上理許によるせかいについての考察・2 ―
[これはあくまでもアタシなりの考えだ。
事実を寄せ集めただけの勝手な推測にすぎねェ。
RGとUGの関係性。
隣り合う次元に位置しており、次元の高さはUGのほうが上。
なぜなら、RGからUGは見えないが、その逆は見えるからだな。
RGもUGも、そこに存在する命も魂も、
全ては“ソウル”ってやつで構成されている、らしい。
ソウルを構成する規律が異なるだけで、元は全部が全部一緒のモンなんだとか。
パートナー契約だのサイキックだのノイズ召喚だの、UGならではのトンデモな出来事は、
このソウルを統合し直す一定の規律……いわゆる“イマジネーション”とかいう方法で、生み出されるっていうハナシ。
RPGに例えるなら、ソウルはMPで、イマジネーションは呪文ってとこかァ?
多少なりともイマジネーションを扱える存在がアタシら死神であり、
命を生き返らせるだの因果律を変えるだのという、無茶苦茶なことまで引き起こせる権限を持ってるのが"コンポーザー”。
そいつはこのモリ区のUGで一番偉い奴なんだとか。]
(402) 2016/06/10(Fri) 23時半頃