[チアキを背負った攻芸を見送りながら、拳を握りしめる。チアキにとっては、ケヴィンは師匠であり、大事な相手。こんな時にかける言葉すら見つからない自分が歯痒かった。] …………いえ。 俺は、貴方の元に。[トレイルの言葉>>393を聞けば、ゆっくり首を振った。主を一人置いてなど、行けるはずもない。ましてや、今この村は危険な状態にあるのだ。逸る心を抑えながら。背を押されれば、その手を掴んで、どこか寂しげに主の身体を抱き寄せた。**]
(398) 2013/05/16(Thu) 12時頃