―庭園―
[帰りはしない>>357そんな心持を固めたときに、彼が庇ってくれていたことに気が付く>>@318。気づかわしげな言葉には真剣な表情で]
うん、気を付けるよ。
[と返す。この館の人たちは、少なくとも出会った人たちは皆、優しい。そんな彼らに害意は感じないのだが、彼らにとっても今夜はイレギュラーであると、意識してきていた。]
[庭についてさらに少し案内してもらって、(そろそろ館に戻らなきゃ)、そんな風に言おうとすると。>>#4の声が響く。
館の主様?声のみの存在は、それが来た方角すら悟ることはできなかった。それは明らかに自分よりも高次の存在なのであろう
しかし、やはり真祖という存在を知らぬ少年には恐れはなく
こんな人たちの主だ。いい人なのだろう。
そんなことを想い、晩餐に遅れることを考え恥ずかしくなる。]
(398) 2014/11/03(Mon) 23時頃