今夜お目通しだけなのは、あの子達が心の準備をするためかも知れませんね…。
[実際はどうなのか分からないが、自分なりに感じた事を告げながら。
>>377 着替えてレストルームから戻ってきた彼に近づいていく。]
[着替えとはいえ、この店が用意する物が安物であるはずが無く。服を着終えた新たな佇まいに、とある小説の著者近影像が過ぎる。
彼に想像上の眼鏡を加えて、あの無精髭を消せば――。]
ああ、やはり…貴方は――。
[エラルド=プレスティその人ではないか!
今話題の小説家にして脚本家だ、映画だけではなく舞台など彼の仕事は幅広い。]
プレスティさんではないですか!
…今まで気がつかず、大変失礼致しました。
[なぜ気がつかなかったのか、思わず自分の頭を殴りたくなる。
もっとも本人は気づかれたくなかったなんて、微塵も知るよしはなく。]
(398) 2013/12/17(Tue) 01時頃