198 冷たい校舎村4


【人】 若者 テッド

 ─ 教室へ ─

[音楽センスも美術センスも、
どうしたって残念な部類の宍戸哲哉という男。
シャワーを烏の行水ごとく浴びてしまえば、
ほかほかな身体で教室へと戻ろうか。
シャワーはちゃんと使える、電気の通っている証拠。
…なんて、なぜそんな心配をする必要があるのか。
小さなわんこは首をかしげつつ。
ようやく、自らの教室の扉に手をかける。]


  はよーっす、あれれ…?


[教室に見えるのは、純の姿。>>393
あれ、おれ結構遅かったはずだけど。
おれの席よりも4分席の離れた純。
奴の隣まで駆け寄って、背を軽く叩いてみようか。]
 

(395) 2016/09/13(Tue) 21時頃

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