人狼議事

131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―


【人】 村娘 ラディスラヴァ

――数年前/カーライル王国・聖霊術師の庵――

[思えば、自分が教団に現れてほどなく、それこそもう数年も前のことになるが……聖遺物を管理する特務機関Runatis(余談だがこれはRuined Ultra Natural Amazed Technology Institutive Sectの略称だと聞いている)に配属されたばかりの頃。
神聖十字軍の遠征と並行して、雪深いカーライルの辺境近くに「王の錫」と思われる遺物の情報を得て自分達が派遣されたのだった。聖遺物とはいえ、過去の遺物としてすでに埋もれたものも多い中、人の手に渡ってその役割がいまだに伝承され続けているということにも同行した者達は少々驚いていたが、自分が一目置いたのは、まずその若き伝承者が持つ非常な魔力と聖霊術の資質のことだった。

戦いは容易なものとは言いがたかった。アマト・カザミヤと東国風の名を大体名乗ってきたと聞く伝承者の扱う聖霊術は卓越しており、犠牲は少なからず出た。
けれど、長き戦いの後、最終的にはその疲労と、敗北も目に見え、ついには一敗地にまみれた。
一人では、最後には数で押し切る方に分があったということだろうか。]

(395) 2014/08/15(Fri) 00時半頃

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