―Xday-3day・PM 4:30頃・現実世界、病室―
[しいなちゃんは興味を示したようだ。(>>365)その声の弾みに少しほっこりとする。]
もちろんよ、まずはね…
[そうやって、幾つかの手順、色の付け方なんかの基礎的なやり方を手取り足取り教えていく。
彼女の飲み込みはかなり早く、30分もしないうちに目のクマは目立たなくなり、肌が少しだけ明るく見えるようになる。]
上手ね、私なんかなかなかそばかすが消えなくって。
[こぼしつつ彼女に鏡を見てもらう。]
ね、その化粧品あげるわ。
私はいいから、またさっきの彼とかが来た時に綺麗な貴女を見てもらうといいんじゃない?
[からかうように言った自分も、少し楽園の一端に触れた興奮があったかもしれない。シティや病院の売店での選び方なんかを軽く説明するとその手にセットを押し付けて出ていこうとする。]
(394) 2014/03/14(Fri) 23時頃