は…ぁ…。
[気持ちよさそうに息を漏らす。
指を中から引き抜かれ、支えをなくすと、その場にへたりと座り込む。
しかし、次の指示>>387が出されると、少しだけ不安そうに表情を曇らせる。
わずか2、30歩でも、そこまで歩くということは、その間見られる可能性が強いということだ。
しかも四つんばいなど、早く移動できるはずも無い]
(そんなの…ムリだよ…。
ムリ…な、筈なのに…)
[だというのに、ソレをしている自分を想像すると、それだけで酷く興奮している自分が居る。
イヤなら無理にしなくてもいいと言われたところで、迷ったのはほんの数秒で]
……。
[レティは無言のまま、いわゆるアヒル座りをするように手足をそろえた姿勢で座りなおし、ホレーショーをちらりと見上げた。
…どうやら、このままでいい、と言いたいようだ]
(394) 2012/07/20(Fri) 00時頃