[人様の店先で、 茶を飲んで出かける なあんて。 そんな頭は、毛頭猫にもなかったし、 それよりもどうせ診療所に向かうなら、 もしそんな提案が出ても、首を振ったかもしれない。] [>>371淡く、眸が弧を描く。] [張り詰めた猫の頬も、和らいだ。][飲み込まれた言葉には 気付くことは、なかったけれど。]
(392) 2015/05/14(Thu) 19時頃