[モンドとの会話の前、何か、言いかけた言葉の先を考えながら、言葉になるのはしゅわしゅわな飲み物の話やノアに、スコーンをうまく食べさせてあげられなかった、なんて他愛のない話。
そうしてあてもなく歩くうちに、空が色を変えていく。]
広すぎるというのも、困りものじゃのう…。
[藍から朱のグラデーションの中、またたく星を見上げて呟く。さすがにこのまま夜明かしをするのは無理だろう。>>357楽しい散策は終わりか、と名残り惜しむように、既にカリュクスの手でだいぶもしゃもしゃになった髪をきゅっとつかみ顎を乗せていると。
目前から、戦士が歩くのが見えた。>>360]
おぬしは、ユージン、じゃったな。
たしか腕相撲とやらで、ノアに負けておった。
[ちゃんと覚えているぞ、と証明するのに告げたかれについての情報はいささか不名誉なものだったが、本人に悪気はない。
そういえかれが好物にあげていたものは、とてもおいしそうな響きをしていたっけ。>>10]
(386) 2015/12/12(Sat) 19時頃