[感極まる心は快感をさらに増幅する。強く強く抱きしめられて、腕の中。未知の、押し流されるような快楽のなかつなぎとめてくれる。いまだけは、貴方を離したくない――と、その思いそのままに、ぎゅう、とつよく中のかれを、締め付けて]ぁ、――っ…!![胎内に、激しく、熱いものが叩きつけられる。高いところにいったまま、戻ってこられないような初めての感覚に、体を震わせて、そのあとくたりと力が抜けた。]……ふぁ、……――ぁ、あ、……っ……ん、 ――っ[虚ろな目で頷いたが、傍目には大丈夫そうには見えなかったに違いない*]
(377) azuma 2016/06/22(Wed) 23時半頃