[駆け寄ると、彼女は呂律が回っていないと形容していいのかも怪しい状態だった(>>364) (>>365)。
グラスに水をなみなみと満たして差し出すと、ネコ科の猛獣のような俊敏さでグラスに飛びついて豪快に一気飲みだ。ぷはーっと一息つきそうな、良い飲みっぷりである。水だけど。
こんな女の子が。いったい誰の影響なのだろうか。]
大丈夫かい。
いや、よかった。泡盛をそのまま飲むなんて自殺行為だよ…
天使…?うわぁっ、
[酒を飲んだ後に走ったりしたものだから、頭がくらくらし出していたところに飛びつかれて思いっきバランスを崩した。前方につんのめるような格好になったが、靴のつま先に力を入れて、何とか踏みとどまる。若干不自然な体勢で。]
げ、元気そうならよかった。うん。
ぼくはニコラス・カリタス。きみも招待客…なんだね?
[彼女が手を離さなかったら、もたれかかったままの彼女にそう自己紹介をしただろう。]
(374) 2014/11/03(Mon) 22時頃