そうか、流石の“花”も空の上や海の底は無理か。
なら、安心だ。行ける場所なら、きっといけるから。
[それから、はた、と飛び起きるショコラ>>352を、驚きを張りつかせたまま見つめる。]
“運命”か。なんだか重そうな言葉だ。
でも、それがあれば、ショコラが俺を見つけてくれるなら。
“運命”ごと引き寄せよう。例え泥水をすすっても。
[そう言いつつ、そっとショコラの手に自身の手を重ねようとする。]
どんな世界か。そうだな、優しい歌が流れる世界…?
ここのように花がいっぱい咲いていると嬉しいな。それから…。
[触れることが叶えば、安心したように息を吐き、笑う。
他愛のない望みを口にしていれば、いつのまに空は白みはじめ、
外から呼びかける声>>311が聞こえる。]
呼んでるよ、行こうか?
[寝入ってしまっていればそのまま抱きかかえていくけれど、起きていれば、きっと鈴の音高らかに*]
(372) 2015/12/17(Thu) 00時半頃