[寝袋の山に、あぁ、本格的にここに一泊するハメになるんだろうな、って、ぼんやり考えて、小さく、ため息を吐く。
口元を隠して、周囲にはバレないように。
それでも、なんとなく落ち着かなくて。
暖かそうなブランケットにくるまる従兄弟>>325の、前の席に腰掛ける。]
みーのむし!
[からかったところで、多分、目が合うことはないけれど、いつもの事だ。一々気にしていられない。
というより、遊びに来たはいいものの、特別な話題があるわけでもなく。]
……あのさ、その。
[悩んだ末に、捻り出した話題は、なんともまぁ、お粗末だった。]
購買無くなってるらしいけどさ。
飯、どうしたもんかなって話だよな。
[ふと見た窓の外が、暗くなっていたものだから。多分、そんなくだらない問を投げてしまったんだろうと思う。
時計を見遣る。短針は既に7の近くにあった。*]
(368) 2015/07/07(Tue) 23時半頃